もしかしたら、私がずっと人生でやり残していたことは、これだったのかもしれません。
何かを成し遂げることでも、
誰かに認めてもらうことでも、
自分をもっと立派な人間にすることでもなく。
オセロの角を、白に返すこと。
「私は、そのままで愛されている」
その石を、自分の人生の角に置くこと。
人生で起こることを、全部白にすることはできません。
悲しいこともある。
寂しいこともある。
どうしても黒にしか見えない出来事もある。
それでも、角にある石が、
「私は、そのままで愛されている」
だったら。
そこから見る盤面は、
今までとは違って見えるのかもしれません。
出来事を変えるのではなく、
「私はそのままで愛されている」という場所から、人生を見る。
もしかしたら私は、
ずっとそれをやってみたかったのかもしれません。
