五十肩の患者様に。
「五十肩の患者様、早く受診してくれればい良いんだけど・・・」
←晩酌でのビイールパパの発言です。
発症から時間が経過していて、
拘縮が出来上がってしまっている
五十肩の患者様が来院されたそうです。
出来れば拘縮を起こさずに治したいのですが、
拘縮が出来上がってしまうと、治療に大変手間取るものです。
五十肩は、「放っておけば良くなる
」神話
があって、
どうも来院が遅くなる傾向があるみたいですね。
その為、治療に難渋する患者様が多いのです。
ビイールパパ、
鍼通電療法で、関節周囲の筋肉が動きやすい状態を作った上で、
関節包内運動を行ったそうです。
動きにくかったそうですが、骨頭が動いた感覚が初回ではっきりとあったそうです。
痛がっておられたけど・・・
（五十肩の運動法は、痛いものですよね・・・）
鍼して、動かす・・・治療を、
それからしばらく繰り返して、
拘縮が予想以上に改善しているとの事
患者様はとても喜んでおられると・・・
鍼で筋肉の伸張性を高めることはできるけれど、
この関節内の小さな、
けれどとても重要な動きを作ることは出来ないと、感じています。
必要な事は、鍼治療＋α関節包内運動で見た目では分からない関節の動きを作ってあげることなのかもしれない
←ビイールパパ談
鍼と組み合わせることで、患者様のメリットは高まるものと思います。
ストレッチは見える動き、自分で出来る動き。
プロの仕事は、見えない関節内の小さな動きを作ることで、
自主的なストレッチへ誘って回復させる事なのかも・・・
昔の五十肩の患者様にも、
して差し上げたいと、思いました