幸せな鍼灸師
鍼通電療法の効果の一つに、
鎮 痛
があります。
ですので、腰痛・肩痛・膝痛 など
なんらかの痛みを訴えて、
来院される患者様がとても多いです。
治療が進むにつれて、
効果が出て、
その「痛みが無くなった」、または、
「気にならなくなった。」
という嬉しい状況
になります。
患者様ともに喜びを分かち合います
(もちろん、鍼治療の適応外の患者様もおられます。)
で、治療は終わりかと思います。
実際終了となる患者様もいらっしゃいます。
ところが、
新たな症状を訴えて、
続けて来院なさる患者様も多くいらっしゃいます。
(腰痛だった患者様が肩痛を訴えられたり、肩こりだった方が膝痛を訴えられたり。)
まあ、生きているといろいろとありますから・・・
思い出したように、気になる箇所が出てきます。
(この場合、以前の痛みのことは、時には場所さえお忘れになります。
)
また、時期ごとの悩みも、伺う様になります。
幼少期・青年期・スポーツ障害、女性なら出産、男女とも更年期、そして老年期・・・
必然的にいろんな時期を生きて行くことになりますから。
成長すること・年を重ねることって、
みんな、初体験なわけなので・・・
戸惑ったり、悩んだり、するわけですね。
そんなお悩みや症状を伺って、対応して治療したり、
医療機関をお勧めしたり、ベストな手段を選びます。
そんなこんなするうちに、
定期的に来院なさるようになります。
その時のお身体の状態から、
状況を確認して、記録して、
必要な治療をして、
アドバイスもさせていただく。
そんな患者様とのお付き合いの中から、
鍼灸師はさまざま学ばせていただくことが出来ます。
若いときから、鍼灸師やっていると、
知識として頭に入っていた症状を、
実際に自分が経験することも多くなって・・・
認識を新たにしたり、さらに知識と知恵を深めることが出来ます。
こんな感じで、
鍼灸師は、患者様とともに、
歩ませていただきながら、生かされます
幸せですね〜








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