”癒やす”メソッド

前回の続きです。

”癒やす”メソッドと

”癒やされる”メソッドに分けて、

お伝えしようと思います。

まずは、癒やすメソッドの1番目。

手洗いの重要性は、昨今の新型コロナウイルス問題で注目を集めています。

衛生行為として手を洗うことは、ウイルスや菌を洗い流す意味で重要です。

手洗いの方法については、ネット上でもたくさん出ています。

方法については、検索していただいて、ぜひ良い習慣を身につけましょう。

ここで、少し話は拡がります・・・

手はいろいろな仕事を担っています。

ものに触れ、力を加えたり、作業をしたり、一日中何かしています。

その為、少し前に触っていた物の面影を残していることもあります。

前の患者さんの面影や、

掃除していた時の雑巾や、

料理で包丁を握っていた感覚の余韻、

キーボードを叩いていた指先の感覚などなど・・・。

手を頼りに仕事していると、

そんな手に残る面影や余韻が気になるようになりました。

なるべく何も残っていない手で仕事したいと思うのです。

(もっと言えば、何も残っていない身体で)

手を洗うことで、水が全てを洗い流して、面影や余韻も拭い去ってくれます。

 (みそぎ)

(罪や けがれをはらうために、川などで水を浴びて身を清めること。)

ですね。

水に助けてもらって、手の準備を入念にします。

つづきます。