昔の話 ⑤バレエとの出会い

昔の話です。

これまでの流れは、

昔の話 ①某有名経絡治療大家へ弟子入り

昔の話   ②研修生時代

昔の話   ③大学附属総合病院整形外科研修

昔の話  ④整形外科・内科クリニック時代

 

 

30代に入る頃、

 

私は、整形外科・内科クリニックで、

リハビリスタッフとして、

鍼治療もたくさんさせて頂きながら、

充実した日々を過ごしていました。

 

 

 

ある時、

クラシックバレエダンサーを目指す、

高校生が、アキレス腱炎と診断されて、

リハビリにやってきました。

温熱療法だけ処方されてましたが、

鍼治療もお誘いして、

数回させていただきました。

 

しばらくすると良くなり、

レッスンも許可されて、

来なくなりました。

 

レッスンに励んでいるんだろうな😊と、

思っていると、、、

 

少しして、

また同じ場所の

同じ痛みで再受診しました。

 

そして、また温熱療法と鍼治療を受けて、

良くなって、来なくなる。

 

 

これを、3回繰り返しました。

 

痛みはなくなるけど、

問題解決になってないんだな、と、

気がつきます。

 

違う角度から見ると、

オーバーユースを考えた時に、

同じレッスン、同じ練習をしているのに、

痛みを起こす人と、起こさない人がいる。

 

体の使い方そのものに、

問題があるんだろうな、、、と、

予測はつきます。

でも、解決できない、もどかしさ。

 

この出来事から、

私は、身体の使い方にさらに興味をもちます。

 

体操競技をしている時に、

体操競技の為にと、

バレエの先生をお招きして、

レッスンを受けていました。

 

バレエには馴染みがありましたし、

好きでした。

 

体操競技よりも

外傷が少ないバレエは、

鍼を活かす上でも、

とても魅力的でした。

 

そこから・・・

 

私は、

小さなバレエ団の「保健の先生」を、

約三年間務め、

バレエダンサーの治療をする機会を得ます。

 

続きます